リーダーシップの行動理論

ぼくがはじめてコンサルティングを始めたのは27歳の時で、

本格的に事業として始めたのは30歳の時です。

もともとは、経営コンサルティングに興味があったわけではなく、

リーダーシップの話が昔から好きでした。

30代前半は、

「リーダーシップ」と名のつく本を片っ端から読み漁っていました。

この時期は本を読むことを「読書」ではなく、

「インストール」と思って、たぶん1000冊以上は読みました。

そして、36歳の時に一念発起して

MBA(経営学修士)の大学院に入学しました。

もちろん、楽しみにしていたのは、「リーダーシップ論」という授業です。

リーダーシップにはいろいろな理論がありますが、

リーダーシップの行動理論というのがあります。

それは、

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どのような行動を取っているリーダーが成果を上げているか

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という話です。

いろいろな調査の結果、それは主に次の【2つの行動】だと分かりました。

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1.人間志向

2.課題志向

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まず、「1つ目の人間志向」は、

リーダーがスタッフを励ましたり、助けたり、平等に扱うような、

主にコミュニケーションのことです。

そして、

2つ目の課題志向は、指示を出したり計画を立てたり、

進捗を管理したり、主にマネジメントのことです。

この人間志向と課題志向を同時に高いレベルで

行動しているリーダーの部署は、高い成果を上げているということです。

それを知ったとき、率直にこう思いました。

「同時にできるって、難しい…」

この二つは、部下に優しく接しながら、一方で、厳格にマネジメントしていくことです。

普通の人間は、優しくするか厳しくするかしかできないのでは。

でも、その後いろいろやってみて、解決方法を導きだしました。

どちらも、

同時に高いレベルではできそうにないので、

2つ目の課題志向は、

【徹底的にシステム化】してしまうこと。

特に目標管理とその進捗管理を属人的にせず、システム化すれば、

あとは1つ目の人間志向だけに集中できます。

アカデミーの講座の

第6講座はズバリ、「マネジメント」です。

ぼくが診療所や病院、介護事業所で実践してもらっている

目標管理の考え方と手法についてお伝えしています。

ともかく、

リーダーシップの行動理論は先人が確立してくれたもの。

使わない手はありません。

繰り返しますが、リーダーシップには

人間志向と行動志向の2種類あり、難しいですが、両立すること。

ポイントは、

無理な部分は諦めてシステム化する。

特に目標と進捗管理はこれに尽きます。

まず、属人化しすぎかも、と、ご自身の施設の今の常識を疑ってみてくださいね。