失敗体験を積ませよう

最近、報道では「世の中の閉塞感」

みたいなワードが増えてきたと思いませんか?

例えば、平成の30年間はずっと不況だった…とか

若者の結婚願望が無くなってきた…とか、

事実以上に閉塞感を煽る報道です

やれ物価が高騰した…だとか

やれ保険料がアップした…などなど、

働く人にとっては

働いても一向に生活が楽にならない…

と、強く感じさせるニュースが多い。

そう思いませんか?

頑張って働く給料は増えないが生活費は増える

お金がない

生活が豊かにならない

閉塞感

と、いうように

頑張って働くこととお金がないと閉塞感が

多くの人の頭の中で「結びついちゃって」いて、

働く人が、お金そのものに対し、閉塞感と直結するようなイメージを

強く抱いてしまうこと、

ひいては生活や人生の豊かさまでをもお金の多寡に直結させてしまう。

これはものすごくもったいない。

フォーカスすべきはそこじゃない。

例えば、ぼくの知り合いのなかには、

年に1回の「夏祭り」のために生きている人がいます。

また、「フットサル」のために生きている人もいます。

要は、閉塞感から脱出し、人生の豊かさを決めるのは

やりたいことがあるかどうか

であって、

「=お金」の話じゃないと思います。

仕事の中でも同じです。

「やりがい」を見つけられたら、

「お金以外のモチベーション」を持つことができます。

楽しみが増えます。やる気、持続力も高まります。

もちろん、発見したやりがいを実行に移したからといって、給料は上がらないし、出世もしない。

すぐに、そして必要以上にお金と結びつけすぎるから、

「やる意味がない」となってしまうんです。

なので、ぼくは仕事はすべてお金のため「だけ」にやっているわけではありません。

逆に、「楽しみながら給料もらえてラッキー」ぐらいに思っています。

では、ここでマネジメント視点に切り替えてみましょう。

どうすれば、皆さんのスタッフがそんな気持ちに変わるのか?

仕事にやりがいを見つけ、楽しめるようになるのか?

失敗を恐れず、チャレンジできるようになるのか?

やりがちなのは「成功体験を積ませてあげる」こと。

これは悪いことではありません。

目標を設定し、それを達成することで、自信が持てたり楽しんだりできるからです。

そして、自身もそうやって成長してきて今があるのは確かなことです。

でも、この閉塞感のなかでは、成功体験を積ませることが十分に効果的でないケースが多い。

だって、頑張って働いても、頑張って成功体験を得ても、「意味がない」と思っているから。

だから、最近、ぼくは「失敗経験を積ませる」ことをやっています。

それは、失敗は失敗ではないということを知ってもらいたいからです。

例えば、何かにチャレンジして上手くいかなかった。

それを「失敗」とすると、もう何もチャレンジできません。

でも、ゼロから始めてゼロに戻るだけです。

だって、お勤めの人が自分の仕事で借金を抱えることはないので、

どんなに失敗してもマイナスまでいくことはないんですよ。

「責任を取って…」

なんて言いますけど、お勤めの人がとれる責任って謝ることくらいです。

ですから、絶対にマイナスはないのです。

そのことに気づけばチャレンジします。

ぼくのまわりにいる優秀なサラリーマンほど、

「会社のお金でチャレンジできて」

「給料までもらえて」

と言っていますから。

たいていの失敗と思うことは、失敗じゃない。

ココをわかってもらうだけでもだいぶ違いますよ。