どんな業種業態でも、サービス業をやっている限り、そのサービスを使う
「地域のニーズ」
を汲み取らないと上手くはいきません。
例えば通所事業では
・1日型
・短時間型
・長時間短時間のMIX型
・食事、入浴、レクリエーション型
・リハビリ特化型
・入浴特化型
など、さまざまな選択肢があります。
しかし、これらはすべて地域のニーズにより、何が最適か決まってきます。
今から20年ほど前は、どの地域でも通所の数は「不足」していました。
ですから、どんな通所でも「ニーズはあり」ました。
しかし、通所の数が「足りて」くると、「差別化」が起こります。
その過程のなかで、短時間のリハビリ特化型の通所が流行りました。
しかし、それも一段落して「不足が解消され」るとその先は…そうです。
もう唯一最善の方法はなく、それぞれに地域に合わせて細かくサービス提供時間や
サービス提供内容を決めていかなければなりません。
さて、ここで一番失敗するパターンは何だと思いますか?
「間違えた選択をしてしまうこと」ではないんです。
実は一番失敗するパターンは
==
過去の成功体験から抜け出せず、変われないこと
==
なんです。
たとえば、1日型で成功した通所だと、地域のニーズが短時間に変わっているにも関わらず、
自分たちのサービスを変えられません。
これを経営学の分野では
「イノベーションのジレンマ」と言います。
つまり、変わったことで失敗するのではなく、変われなくて失敗しているのです。
コンサルタントの仕事は、言ってしまえば今までのやり方を変える仕事です。
今まで上手くいっていなかったらコンサルを入れるのですが、
「今までのやり方で上手くいく方法を教えて欲しい」
と言われることが
意外や意外、結構あります。
若かりし頃は
「いや、そんなん、無理でしょ」
「できるわけがない」
と突っぱねていましたが、
最近は「分かりました」と了承します。
それは、経験を重ねるにつれて、無理に変えるよりも
一回やり切って失敗した方が早く変われるとわかったから。
プロのコンサルタントが入っても上手くいかないことが分かれば、
もう変わるしかないのです。
変わることは悪いことじゃありません。
だって、いまだに日常の連絡方法に手紙を使っている人はいないでしょう。
みんなメールです。
買い物でもQR決済やクレジットカードを使う機会は圧倒的に増えました。
これは、手紙や現金が悪いわけではありません。良し悪しの問題ではありません。
ただ、世の中のニーズにあわせて方法が変わっただけです。
これは通所も一緒です。
地域のニーズが変わったら、自分たちも変わらなければいけません。良し悪しではないんです。
地域のニーズがすべてです。
これからも地域のニーズは変わっていきます。
それに合わせて自分たちもどんどん変えていきましょう。










