出版とマラソンとリハビリ経営

ぼくは、この10年で本を6冊書いてきました。

介護や看護のリーダーシップやリハビリ部門のマネジメント、医療・介護職のキャリアについてです。

これからも医療・介護職向けの本を毎年1冊は出版したいと思いますし、

今はビジネス書の出版にもチャレンジしています。

ところで、本って、1冊書くのにどれくらいの文字数が必要だと思いますか?

男性向けの本は8万字、女性向けの本は6万字です。

しかも、本は1冊につき1テーマなので、1つのテーマで8万字や6万字を書く必要があります。

正直、これくらいの文字数になると絞りだしても、出ない領域なんです。

ある出版社の編集者に聞きましたが、

「1万字くらいしか書けず、出版されないケースも多い」とのことです。

なので、本は、「いくら文字数を書けるか」という自分との闘いなんです。

その闘いに勝つ方法は、

「とにかく文字を書くこと」しかないのだと思います。

ここで唐突ですが、「マラソン」を例にとってみましょう。

一見、本を書く行為とは全く異なる行為ですが、マラソンでも同じ事がいえます。

ぼくは今まで3回ほど、フルマラソンを完走したことがあります。

その際、ぼくは、マラソン大会から逆算して次のような練習をしていました。

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半年前  …10km×週2回

4か月前…15km×週2回

2か月前…15km×週2回+30km

1か月前…20km×週2回+30km

==

こんな感じです。

ぼくは、タイムは関係なく「楽しく走ること」が目的でしたので、

体調をみながら楽なスピードで練習をしていました。

そこでふと気づいたのですが、マラソンの練習って基本的に「走る」しかないんですよね。

筋トレや坂道ダッシュのような練習も確かにありますが、基本的には「走ることの繰り返し」です。

筋トレや坂道ダッシュよりも、走ることを繰り返すことで、走れる距離をコツコツ延ばしていくこと。

それがマラソンを完走するためのシンプルな方法です。

これと同じく、本を書けるようになるには基本的に「書くことの繰り返し」でしか、

書けるようにはなりません。

「喋ること」と「書くこと」では、

同じアウトプットでもその中身は微妙に異なりますので、やっぱり「書く」しかない。

そうやって「書く」ことを繰り返し、

1文字1文字を積み上げていく。6万字、8万字に積み上げていく

これで本を書き終えることができます。

これは何が言いたいのかと言うと、

王道の方法を積み上げていますか?ということです。

通所事業経営にはいくつかの要素があります。

顧客へのよいサービス提供はもちろんのことですが、新規利用者さんの獲得に始まり採用や教育、マネジメント…等々。ありますよね。

そして、それらの要素にはそれぞれに王道の方法があります。セオリーと言ってもいいでしょう。

そこを、ちゃんと、真正面から、やってますか?ということです。

新規の利用者さんを集めないといけないのに、ケアマネさんへの営業も行わず、

目の前の利用者さんのリハビリにばかり力を入れている。

もちろん、それはそれで大切なことです。

ですが、

目的に対するアプローチとしてはチグハグですよね。

面倒なことは多々あります。そこから目を逸らしたくなる気持ちもよくわかります。

人は易きに流れやすいですから。

でも、求める成果に対しては求める成果に対しての王道の方法があります。

本を書くことも、

マラソンを走りきることも、

1文字1文字を積み上げること、

1kmずつ走れる距離をのばしていくこと。

それしかゴールにたどり着く方法はありません。

さて、あなたのゴールは何ですか?

そのための王道の方法をとっていますか?

コツコツ継続していますか?

そもそも王道の方法が何かを知っていますか?

一度、自問してみましょう。

知らないことは決して恥ずかしいことではありません。

知らないことを見なかったことにし続けることは恥ずかしいことです

王道を、ここから始めましょう。

そして、積み上げましょう。